ホームレスの手記 (Notebook of Homeless)

ホームレスの世界からでてくるには障害がある。 でも、何かしようとしている人には些細な後押しシステムが欲しい・・・。 まずは、彼らがどんなことを考え、 どんな生活をしているのか知ることからはじめませんか? ホームレスから原稿を頂き、生の声を掲載します。
【間接的な支援者であるということ】
しかし、我々は研究や調査を行う様な、客観的な立場を必要とする者でも、傍観者でもない。
当事者の方と人間として真摯に向き合い、信頼関係の構築が活動の第一歩である。

原稿をくれる、あるホームレスの方は言った。
「こうして何かを書くことは自分を見つめなおすことができる。むしろ、自分を見つめなおすことができるようになった証でもあり、それに気づかせてくれた。
そして、最下層である我々と接し、そして知る努力をしてくれることが嬉しい。」
そのホームレスの方は、少しの選択の差で、場合によっては我々よりもはるかに高い社会的地位を得ているかもしれない年齢である。
しかし、今この境遇にあることで、何者とも対等に向き合うことができる様になったことを感謝しているとも言った。

我々の活動は、確かにホームレスの想いを伝えることにある。
しかし、その過程ホームレスが何かを考える、もしくは、少なくとも我々がいることで社会から隔絶されていないと知ってもらうことで、より自立を志すきっかけとなれば嬉しいと思う。
(自立の定義は個々人で違い、また別途に議論を要すためここでは省く)

そして、願わくば多くの個人や企業、そしてNPOから閲覧され、社会から隔絶されたと言われるホームレス、その中でもとりわけ自立を目指す者にとって、社会と繋ぐ接点の場となり、社会的排除(Social Outclusion)から、社会的包含(Social Inclusion)のきっかけを構築できればと考える、僭越ながら間接的な支援を自負する者である。

(運営者M)
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